イタリア語で英語の意味が分かる
刺身とかけて、原油と解く。その心は?
さて、何でしょう?
実は、この二つの言葉をイタリア語/英語にすると、共通する単語が使われる。「生の」という意味の、crudo(イタリア語)/crude(英語)だ。pesce crudoとcrude oil。そして、私がイタリア語を勉強していて、最初に感動したのが、この単語だった。
なぜ感動したのか?
それは、crudoから派生した言葉を知った時だ。その単語は、crudele(クルデーレ=残酷な)。英語では、cruel(クルーエル)。知ってみると、エビの踊り食いのような、あるいは獣の生皮を剥ぐような、まさに生と残酷が結びつくイメージが沸いた。
生はおいしい
生と言えば、イタリアは生ハムが有名。イタリア語では、proschiuto crudo(プロシュート・クルード)だ。一方、生がつくからといって、すべてcrudoではない。いくつか調べてみた。
生クリーム
panna(パンナ)パンナコッタが有名。調理した生クリーム、ということ。
生パスタ
pasta fresca(パスタ・フレスカ)フレッシュパスタ、ということ。
生ビール
birra alla spina(ビッラ・アッラ・スピーナ)スピーナというのは、「とげ」という意味。なぜこう言うのかは分かりません (´-`;)
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