2018年7月3日火曜日

ことばと文化19「英語の発音は難しい!」





発音はいいに越したことはない


英語の勉強で、だれもが苦労するのが発音。アメリカやイギリスに行って、英語が通じなかったとか、レストランで頼んだものと全然違うものが出てきた、というようなことは、よく聞く話。

(私も過去記事で、カプチーノを頼んだはずが、紅茶が出てきた体験をご紹介しました)


もちろん、カタカナ発音でも、バリバリにビジネスしている人もいるし、発音がすべてというわけではない。とは言え、正しい発音に近い発音ができたほうがいいのも確かだ。





ネイティブでも間違える発音がある


先日、ユーチューブで、「発音が難しい10の英単語」という動画を見た。mmmEnglishというチャンネルで、登録者数は100万人以上。オーストラリア人の女性の先生が、ゆっくりとしたしゃべりで、丁寧に教えてくれる。コメント欄を見ても、評判はとてもいいようだ。


実際の動画はこちら↓↓↓

お断り:ユーチューバーの方々の中には、スクリーンショットを貼られたり、動画を埋め込みされたりするのは、あまり好ましく思っていない方がいるようです。なぜなら、スクリーンショットは肖像権に関わるし、動画を埋め込まれると、広告や動画の再生数に数えられないからです。リンクは問題ないようですので、私はリンクのみとさせていただきました。


動画で紹介されているのは、次の10語。基本的に外国語として英語を習う人にとって、発音自体が難しかったり、間違えやすいものとして取り上げられている。そして、英語のネイティブも正しく発音できないものもある、と指摘している。



 注意:この先生はオーストラリア人なので、イギリス式スペルの jewellery を使っています。アメリカ式なら、jewelry です。


どこが難しいかというと、スペルの中の文字で、発音されない母音や子音があるとか、同じスペルでも、単語によって発音が変わるといったもの。ご興味があれば、動画をご覧ください。


この動画に興味をひかれたのは、英語ネイティブでも、正しく発音していない単語があるということだった。国や地域によって発音の仕方が違うのは当然だが、「正しい発音」からずれていることがあるとは、思ってもいなかった。



学校で習う以外のバリエーションがあった



この動画で取り上げられた単語の中で、特に「え~?!」と思ったのは、almond の発音。




先生の説明は、[ɑ́ːmənd](アーマンド)なので、我々が知っている読み方と大差ない。私が驚いたのは、コメント欄に「アメリカでは、[ɑ́ːlmənd] と、Lを発音するよ」という意見がたくさんあったこと。


調べてみると、アメリカで場所によっては、Lをつけて発音するらしい。一方、ネット検索してみると、辞書類のサイトで、Lをつける発音を載せているものは見つからなかった。たぶん、地域によって慣習的に「アールマンド」と言うところはあるが、現代の英語の発音として公的に認められているのが「アーマンド」だけ、ということなのだろう。


ネイティブが発音しているからと言って、必ずしも辞書に載っている通りの音とは限らないということだ。


参考:アーモンドの発音



日本語もそうかも…



そう言われてみれば、日本人で「標準語的」な言葉をしゃべっている人のなかでも、言葉のアクセントが微妙に違う場合がある。


例えば、いつごろからか、「頭高型」が「平板型」に変わっていった言葉がある。どういうことかというと、最初が高くて、最後が低くなる言葉が、最後に下がらない発音になる、ということだ。


例としては、「サーファー」や「クラブ」、「ギター」など。特に若い人の間では「平板型」として発音されていることが多いが、ニュースなどでは正しいアクセントとして「頭高型」で発音されている。







言葉というのは生き物。だから、語彙や表現はどんどん変わっていく。発音もその例外ではないということか。100年たったら、日本語も今とは全然変わっているかも。もちろん、生きてないですけど (.;)




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