2018年3月11日日曜日

ことばと文化3「機械に暴言?」





スマート家電の時代




最近はスマート家電が大はやり。人工知能が搭載されたり、音声認識したりと、まさに21世紀の機械になっているらしい。

昨年来、ニュースによく出てくるのが、スマートスピーカー。電気を消したり、エアコンを調整したり、好きな音楽をかけてくれたり、口で言うだけで、いろいろなことをやってくれるスグレモノだ。

相手は機械なので、命令するときに遠慮する必要もない。日本人は概して、あまりあからさまな感情表現をしないことが多く、怒りや苛立ちを抑え込む傾向がある。人に向かって言えない言葉も、口答えしない機械になら気にせず言える。ますます賢くなるスマート家電は八つ当たりにぴったりだ。

20XX年、日本のあるサラリーマンの一日>



スマートコーヒーメーカーに声をかけて、コーヒーをいれさせる。
スマートカップに砂糖を入れると、スマートウオッチと連動して、カロリーの取りすぎと警告される。

コーヒーぐらい、好きな味で飲ませろ!(ε)ムー

ドローンで配達された新しいスマートワイシャツを着る。
ボタンのかかり具合で、以前より太ったことを警告される。

言われなくても、分かってる!ピクピク o(-_-#")

シェアリングカーが玄関に来たことをスマートスピーカーが教えてくれる。
車はもちろん自動運転。シートへの加重で、以前より太ったことを警告される。

いちいちうるさい!(#-_-)ピキ


ランチをスマホで写真にとると、自動的に栄養計算がされ、カロリーの取りすぎと警告される。

ただでさえ仕事でストレスがたまってるんだ。
ヒルメシぐらい好きに食わせろ!ムカムカ…((o(--
)


ドローンで届いた夕飯の食材はすでにスマート宅配ボックスからキッチンに送られている。食材も、そのままスマートクッカーに入れられるよう、整えられている。

夕飯を食べると、何か物足りない。塩も薄めで、やたらあっさりとしており、ボリュームもない。どうも、カロリー調整をされているようだ。

こんな味で食えるか!(#Д´)ノノ┻┻;:'、・゙ちゃぶ台





技術が発達すると、こんな風に一日中管理されてしまうことになるのかもしれない。しかし、スマート家電の会話能力は、憂さ晴らしにもうってつけだろう

もちろん、スマート家電は賢いので、こんな時口答えせず、「今夜の夕飯は確かに少なめで申し訳ありません。次回はお気に召すものをお作りしたいと思います」などと気のきいたことを言うはずだ。

そして、機嫌のよさそうなときを見計らって、「明日は早めに起きられて、ジョギングされてはいかがですか」などと、見え透いたアドバイスをするだろう。

大きなお世話だよ!(._.)o○((
  

しかし、すべてがつながる時代は、こんな暴言も筒抜け。オンラインで吸い上げられて、ビッグデータとして活用され、新たなスマート機器が開発されていくのだ。


上司には言わないでね・・・(><) お願い




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