2018年3月22日木曜日

イタリア語なるほどメモ14 「略語」





実は略語のことばとは?


FIATが略語に由来することに関連して、ほかにも、普通の言葉のように使われている略語があることに気づいた。

日本語はとかく省略するのが好きな言語なので、特に驚かない。リストラ、プレハブ、シャーペンなど、すでに普通の言葉になっているものもたくさんある。

で、英語にもそうした単語がある。代表的なものが、laser(レーザー)だ。これは、普通名詞だと思っている人も多いのではないだろうか。

いくつか挙げてみる。



日本語
正式名称
意味
Laser
レーザー
Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation
輻射の誘導放出による光増幅
Radar
レーダー
Radio Detection And Ranging
無線検出および測距
Scuba
スキューバ
Self-Contained Underwater Breathing Apparatus
自給気式潜水器
ZIP
Zip Codeで郵便番号
Zone Improvement Plan
(アメリカの)郵便集配区域改善計画




略語の正式名称は?

一方、略語と認識されながら、意外に正式名称が知られていないものもある。
例えば、AMPMBCADはどうだろうか。

このAMPMは実はラテン語。

AM    Ante Meridium (正午の前)
PM     Post Meridium (正午の後)

BCADはちょっとややこしい。

BC      Before Christ (英語、キリストの前)
AD     Anno Domini (ラテン語、主の時代)

これはあくまでも英語表記であり、イタリア語では、aCdC

aC      Avanti Cristo(キリストの前)
dC      Dopo Cristo(キリストの後)



AC/DCというと、電気の言葉の言葉ほうがよく知られていますね。


AC      Alternate Current(交流)
DC      Direct Current(直流)


おまけ


AMPMで使われているラテン語のAnte(前に)、Post(後に)は、接頭辞として覚えておくと役に立つ。英語ではAnticipate(期待する)や、postscript(追伸)などがある。

イタリア語ですぐに思い浮かぶのは、antipasto (アンティパスト=前菜)。「パスタの前」なのに、なぜ pasto ? と思っていたら、pastoはラテン語で「食事」の意味だそう。前菜は食事じゃないということか?




あの落合シェフのLa Bettolaでいただいた前菜盛り合わせ(antipasto misto

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