2018年9月7日金曜日

イタリア語なるほどメモ36「市場を楽しむ」





ショッピングの楽しみ



イタリア旅行ではショッピングも楽しみのひとつ。ブランドショップや高級デパートへ行く人も多いが、専門店や地元のスーパーを訪れてみるのもおもしろい。私が特に好きなのは、市場や露店だ。現地の雰囲気を満喫できるし、意外な掘り出し物に出会えることもある。


 ミラノのショッピング街



市場にはいろいろな店がある



日本で「市場(いちば)」と言うと、今は魚市場を中心としたものが多い。一方ヨーロッパの市場は、さまざまな店が一か所に集まっているのがふつう。魚屋、八百屋、肉屋、果物屋といった定番の店から、チーズ・ハム専門店や花屋、場所によっては骨とう品屋などもあって、活気に満ち溢れている。

イタリアで有名なのは、フィレンツェの中央市場、ヴェネツィアのリアルト市場、ローマのカンポディフィオーリ市場など。市場には現地ならではの食料品や小物などが、リーズナブルな価格で売られている。見るだけでも楽しいし、お土産をたくさん買いたいときなど、とても便利だ。


ローマ、カンポディフィオーリ市場


イタリア語で「市場」や「マーケット」を表す単語は「mercato(メルカート)」。英語の market とちょっと似ている。語源はラテン語で「取引をする」と言う意味の mercari から派生した mercatus という言葉。


また、単純に「店」と言うときは、「negozio(ネゴツィオ)」。英語の negotiation が思い浮かんで、いかにも「交渉の場」という感じがする。



店の名前のイタリア語は?



いろいろな店の名前のイタリア語での言い方を調べてみた。
(飲食店関係はこちらでまとめています)


種類
日本語
イタリア語
読み方
食品
八百屋
verduraio
ヴェルドゥライオ
果物屋
fruttivendolo
フルッティヴェンドロ
魚屋
pescheria
ペスケリア
肉屋
macelleria
マチェッレリア
ハム専門店
salumeria
サルメリア
パン屋
panetteria
パネッテリア
ケーキ屋
pasticceria
パスティッチェリア
衣類・装飾品
洋服屋
negozio di vestiti
ネゴツィオディヴェスティーティ
仕立屋
sarto
サルト
靴屋
calzoleria
カルツォレリア
帽子屋
cappelleria
カッペッレリア
眼鏡屋
occhialaio
オッキャライオ
宝石店
gioielleria
ジョイエレリア
香水店
profumeria
プロフメリア
サービス
銀行
banco
バンコ
床屋
barbiere
バルビエレ
美容院
parrucchiere
パルッキエレ
その他
花屋
fioraio
フィオライオ
本屋
libreria
リブレリア
文房具屋
cartoleria
カルトレリア
薬局
farmacia
ファルマチア
電気屋
elettricista
エレットリチスタ
たばこ屋(キオスク)
tabaccheria
タバッケリア


banco(銀行)、barbiere(床屋)、farmacia(薬局)などは英語とちょっと似て
いるが、ほとんどがイタリア語独自の単語。「マッチェレリア」とか、「パスティッチェリア」とか、舌を噛みそうな単語が多い。


面白いのは libereria(本屋)という単語。英語で libraryというと図書館の意味だが、イタリア語で図書館は biblioteca(ビブリオテカ)と、別の単語になる。



露店はにぎやか



イタリアでは露店の市場に行ってみるのもおもしろい。広場や大きな通りに屋台のような小さな店がぎゅうぎゅうに並んでいる。衣料品、装飾品、小物などの店が多いようだ。値切り交渉の腕の見せ場でもある。


「露店」というのをイタリア語で調べてみたが、こちらも mercato でいいようだ。「小さな店がたくさん集まっている」という意味で、mercatini(メルカティーニ)と呼んでいるものもあった。


以前、トスカーナ州ルッカの海沿いにある「フォルテデイマルミ」という町の露店を訪れたことがある。観光シーズンでもあり、多くの人でにぎわっていた。商品はイタリア的デザインのおしゃれなものから、ちょっと怪しげなものまでさまざま。カラフルで、見ているだけでも楽しい。その時の写真がこちら。








おまけ:値切り



以前ローマに旅行したとき、テルミニ駅を出たところで、急に雨に降られたことがある。日本であれば、こういう時はコンビニやキオスクですぐに安いビニール傘が並ぶのだが、イタリアの駅構内では傘を買えるところがなかった。困っていたところ、路上で傘を売っている人がいたので、「これはありがたい」とばかりに、一本買った。


その時はすぐに傘が欲しい、ということもあったのだが、私自身、「値切る」ということに慣れていないため、うっかり言い値で買ってしまった。それはかなりの割高な値段で、さらに少し使うと壊れてしまった。後から、「値切ればよかった~」と後悔したものだ。


イタリアの土産店でアルバイトをしていた人の話を聞いたことがある。その店では、商品には値札を出さず、手元に国別の料金表があり、日本人向けは割高になっていたそう。イタリア通の人によれば、値札がついているものは値切るのは難しい場合があるが、値札がついていなかったら、絶対値切ったほうがいいとのことだ。


その後、露店などで買い物をするとき、とりあえず値切るようにはしている。ただ私が値切り下手なせいか、イタリアのみなさんが商売上手なためか、なかなか思うようにはいきません~~ (^^)













0 件のコメント:

コメントを投稿